0019-02-22

FTP

さて、CCIE Written(再認定)に向けて復習しているところです。

FTPをみてみましょう。

何気なく使用しているFTPですが、クライアント、サーバ、そして使用するセッションとポート番号、またPassiveというモードがありそれぞれの動作を理解する必要があります。

■FTP FTPでは、制御用とデータ転送用で異なるTCPセッションを使用する。
■制御用のTCPセッション制御用のTCPセッションは、FTPサーバ側のポート番号が21で、FTPクライアント側から接続される。これは通常、FTPクライアントを立ち上げている間、ずっと接続され続けている。
■データ転送用のTCPセッションデータ転送用TCPセッションは、通常FTPサーバ側のポート番号が20で、FTPサーバ側から接続される。データ転送用のTCPセッションは、制御用のTCPセッションで流されるコマンドによってその都度生成され、データを転送し、終了すると切断される。データ転送用TCPセッションは一回のFTP通信の間に何度も接続と切断を繰り返す動作となる。
■複数の接続を制御 FTPサーバはFTPクライアントの接続先のポートを知る必要があるが、それは制御用TCPセッションで流されるPORTコマンドによってFTPサーバに通知される。
■passiveモードFTPにはpassiveというモードがある。 PASVモードでは、データ通信用セッションは制御用セッションと同様に FTPクライアント側から張る。そのために、PASVコマンドを使用する。

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