MLD は、ネットワーク セグメント上でマルチキャストをサポートする IPv6 ルーターとマルチキャスト グループのメンバの間で、メンバシップの状態情報を交換するために使用されます。
ホストがマルチキャスト グループのメンバであるかどうかはメンバである個別のホストによって報告され、メンバシップの状態はマルチキャスト ルーターによって定期的にポーリングされます。MLDは、RFC 2710 「Multicast Listener Discovery (MLD) for IPv6」に定義されています。
IPv4ではIGMPが使われていましたが、IPv6ではそれに代わりMLDが使用されます。MLDスヌーピング機能もあります。
MLDメッセージ タイプは以下のとおりです。
マルチキャスト リスナ クエリ
マルチキャスト ルーターがグループ メンバに対してネットワーク セグメントをポーリングするために送信します。クエリは、一般 (すべてのグループにグループ メンバシップを要求する場合)、または固有 (特定のグループにグループ メンバシップを要求する場合) になります。
マルチキャスト リスナ レポート
ホストがマルチキャスト グループに参加したときにはホストが送信し、MLD マルチキャスト リスナ クエリへの応答にはルーターが送信します。
マルチキャスト リスナの終了
ネットワーク セグメント上でホスト グループの最後のメンバであると思われるホストがそのグループを離れる場合に送信します。
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