0019-01-28

コントロールプレーンとデータプレーン

この世界では良く耳にします。

ようはどういうことか。

データ処理、転送を考えると、ソフトウェアで処理するよりハードウェアで処理した方が負荷に依存少なく高速で処理することができます。

しかしながらASIC化(ハードウェア化)できるものとできないものがあり、それぞれがデータプレーンとコントロールプレーンに分けられて動作しています。

たとえばMPLSについて考えてみると、MPLSはまだまだIETFでもdraftとして議論されている項目が多くあります。つまり今後拡張していく要素は大いにあるということです。

この部分をASIC化してしまったらどうか。
恐らくルータの処理はさらに負担なく高速な処理が可能になりますが、機能追加や変更ヘ柔軟に対応できなくなってしまいます。
BGPもそうですし、その他ルーティングプロトコルについても同様です。つまりASIC化には不適切なものがあるということです。

勿論ASIC化する必要がないほどの処理という理由からASIC化されていない部分もあると思います。

こういう理由からソフトウェアで動作するコントロールプレーンとASIC化され高速処理が可能なデータプレーンに分けられているのが最近の一般的なルータの傾向(ですかね)

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