0019-01-28

IFG

イーサのフレームとフレームの間にはご存知インターフレームギャップというのがある。
フレームとフレームの隙間と呼べばわかりやすいのだが、これはDIX規格ではフレームのlengthをヘッダーに表現しないため(type)、フレームの長さ、切れ目が分からなくなる可能性がある。

そこでイーサネットはこのギャップによってフレームの切れ目を認識するような仕組みになっている。

このギャップは最低96bit時間以上。つまり、以下になる。
  • Ethernetの場合は
    96/10000000=9.6μs
  • FastEthernetの場合は
    96/100000000=0.96μs
  • 1GigabitEthernetの場合は
    96/1000000000=0.096μs

大した話ではないが、96bit時間という単位を使用していることを考えると、この規格を作成した当初から今後Ethernetの世界は100M, 1G、そして10G, 100Gと伸びていくことを予測して、どんな場合にも規格を修正することなく対応できるように考えられていたようにも思える。

0 件のコメント: